アレニウス(スバンテ=) (1859〜1927)スウェーデンの物理化学者。電離説(でんりせつ)を提唱(ていしょう)して,電解質(でんかいしつ)(水にとかすと電気を通すようになる物質(ぶっしつ))は水にとけているとき,いつも陰(いん)と陽(よう)の電気をおびたイオンに分かれていることを明らかにした。ついで,反応(はんのう)速度と温度との関係(かんけい)を説明(せつめい)する仮説(かせつ)を導入(どうにゅう)。物理化学の分野を開拓(かいたく)し,1903年にノーベル化学賞(しょう)を受賞(じゅしょう)。