アフリカの南西部,大西洋に面する国。政体は共和政で,元首は大統領。首都ルアンダ。国土の大部分は1000m以上の高地で,北部と西岸に平野がある。気候は,北部の熱帯雨林から南西岸の砂漠まで,変化にとむ。16世紀以来,ポルトガルの植民地であったが,1950年代から独立戦争がおこり,1975年に独立した。コーヒー・綿花などを栽培し,鉄鉱石・ダイヤモンド・石油などの地下資源にもめぐまれている。近年,民主化と市場経済への移行が進展。面積:124.7万km2,人口:1908万人。
国名の由来
15世紀後半この地域で勢力をもっていた,黒人国家コンゴ王国の王の称号(エンゴラ)による。
国旗の由来
赤は独立闘争のための血,黒は国民を表す。歯車は工場労働者,伝来のおのは農民のシンボル。