いかほ【伊香保】 群馬(ぐんま)県中央部,榛名(はるな)山の東斜面(しゃめん)の温泉(おんせん)町であったが,2006年2月合併(がっぺい)して渋川(しぶかわ)市となる。伊香保温泉(いかほおんせん)は標高(ひょうこう)720〜820mにあり,東に赤城(あかぎ)山,北に谷川岳(たにがわだけ)など上越国境(じょうえつこっきょう)の山々をのぞみ,展望(てんぼう)がよい。◇徳冨蘆花(とくとみろか)の小説(しょうせつ)『不如帰(ほととぎす)』の舞台(ぶたい)として有名になった。