いかるが【斑鳩(奈良県の町) 】 奈良(なら)県北西部,奈良盆地(ならぼんち)中西部の町。古くは「斑鳩(いかるが)の里」とよばれ,聖徳太子(しょうとくたいし)が斑鳩宮(いかるがのみや)を造営(ぞうえい)して居住(きょじゅう)。法隆寺(ほうりゅうじ)・中宮寺(ちゅうぐうじ)・法輪寺(ほうりんじ)・法起寺(ほうきじ)や藤ノ木古墳(ふじのきこふん)など,国宝(こくほう)・国指定重要文化財(じゅうようぶんかざい)が数多く残(のこ)る。「法隆寺地域(ほうりゅうじちいき)の仏教建造(ぶっきょうけんぞう)物」は,1993(平成(へいせい)5)年にユネスコの世界文化遺産(いさん)に登録(とうろく)された。近年は宅地(たくち)化が進む。人口:2.7万(2013年)。