いくじきゅうぎょうほう【育児休業法】 労働(ろうどう)者が,育児(いくじ)のために休みをとることを保障(ほしょう)する法律(ほうりつ)。正式名称(めいしょう)は「育児休業(いくじきゅうぎょう)等に関(かん)する法律(ほうりつ)」。労働(ろうどう)者が1歳未満(さいみまん)の子どもを育てるため,最長(さいちょう)1年間の休みを申し出ることができること,育児(いくじ)休業を理由とする解雇(かいこ)が禁止(きんし)されることなどが定められている。◇しかし,違反(いはん)した企業(きぎょう)への罰則(ばっそく)がないこと,休業中の所得保障(しょとくほしょう)がないことが,今後の問題としてのこされていた。2002年に育児(いくじ)・介護(かいご)休業法に改められた。⇒育児・介護休業法