いくのぎんざん【生野銀山 】 兵庫(ひょうご)県朝来(あさご)市生野(いくの)町にあった日本最古(さいこ)の銀山の1つ。9世紀初(せいきはじ)めに発見された。16世紀末(せいきまつ)から銀のとれ高が急速にふえ,江戸(えど)時代の初(はじ)めには全国一の産額(さんがく)をほこった。のち明治政府(めいじせいふ)の官営(かんえい)をへて,三菱(みつびし)にはらい下げられた。1973(昭和48)年に閉山(へいざん)。