いけばな【生け花】 茶の湯とならぶ日本特有(とくゆう)の芸術(げいじゅつ)。花道(華道(かどう))ともいう。仏前(ぶつぜん)に花をそなえることから始まったといわれる。室町(むろまち)時代には立花(りっか)とよばれて,観賞(かんしょう)用として公家や僧(そう)の間でさかんになった。江戸(えど)時代に生け花として普及(ふきゅう),流派(りゅうは)もふえた。◇現在(げんざい)も数ある流派(りゅうは)の中では,池坊(いけのぼう)が最(もっと)も古い。