*いこう【移項】 等式や不等式(ふとうしき)で,一方の辺(へん)にある数や式を,その符号(ふごう)をかえて,右辺(うへん)から左辺(さへん),あるいは左辺(さへん)から右辺(うへん)にうつすことをいう。移項(いこう)は「等式や不等式(ふとうしき)の両辺(へん)に同じ数をくわえても,また両辺(へん)から同じ数をひいても等式や不等式(ふとうしき)がなりたつ」という,式の性質(せいしつ)を用いた式の変形(へんけい)のしかた。用例 3x -2 = 4で,-2を右辺(うへん)へ移項(いこう)して3x = 4+2とし,3x = 6から x = 2をもとめる。コーチ 移項(いこう)するとき,その項(こう)の符号(ふごう)はかわる。