いずおおしまきんかいじしん【伊豆大島近海地震】 1978(昭和53)年1月14日正午すぎ,伊豆大島(いずおおしま)の西方沖(おき)の海底(かいてい)で発生した,マグニチュード7.0の地震(じしん)。地震(じしん)にともなう断層(だんそう)は,ほぼ東西にのび伊豆(いず)半島中央部まで達(たっ)した。最大(さいだい)の余震(よしん)は伊豆(いず)半島中央部で発生し,かなりの被害(ひがい)がでた。死者25人,家屋全壊(ぜんかい)96・半壊(はんかい)616。◇顕著(けんちょ)な前震(ぜんしん)があったほか,地下水や動物の異常(いじょう)が多数報告(ほうこく)された。