7世紀にアラビアのメッカ(マッカ)で誕生したムハンマドが預言者として広めた教え。アッラー(アラー)を唯一の神として信じ,神の啓示である『コーラン』を聖典とする。また,預言者の言行録「ハディース」を行動の規範とする。信徒(ムスリム)の義務は,
(1)信仰告白(アッラー以外に神はなく,ムハンマドは神の使徒なりと言う),
(2)1日5回,メッカに向いて礼拝する,
(3)イスラム暦9月(ラマダーン)の断食,
(4)まずしい人のための寄付,
(5)聖地(メッカ)への巡礼など。
ムスリムはすべて同じ兄弟という意識が強く,日常生活のさまざまなことでも,神の道とされるイスラム法にのっとることをほこりにしている。
コーチ
イスラムとは,唯一神にゆだねるという意味。