いっぱんさいしゅつ【一般歳出】 国(くに)の一般会計(いっぱんかいけい)の歳出(さいしゅつ)の総額(そうがく)から,国債費(こくさいひ)や地方交付税(ちほうこうふぜい)交付金(こうふきん)などを引(ひ)いたもの。社会保障費(しゃかいほしょうひ),公共事業(こうきょうじぎょう)費(ひ),文教及(ぶんきょうおよ)び科学振興費(かがくしんこうひ)(教育(きょういく)や科学技術(かがくぎじゅつ)のために使(つか)われるお金(かね)),防衛費(ぼうえいひ)などからなる。義務的(ぎむてき)な支出(ししゅつ)である国債費(こくさいひ)や地方交付税交付金(ちほうこうふぜいこうふきん)とちがい,政府(せいふ)が政策(せいさく)を進(すす)めるために使(つか)うことができる。少子高齢(しょうしこうれい)社会の進展(しんてん)によって,社会保障費(しゃかいほしょうひ)の占(し)める割合(わりあい)が増加(ぞうか)している。