*いでんし【遺伝子】 遺伝(いでん)の現象(げんしょう)をひきおこす物質(ぶっしつ)。細胞質遺伝(さいぼうしついでん)のような特殊(とくしゅ)な場合をのぞいては,染色体(せんしょくたい)に存在(そんざい)する。はじめメンデルによって仮定(かてい)されたが,モーガンなどの研究により,それが染色体(せんしょくたい)に線状(せんじょう)に配列していることが明らかにされ,さらに遺伝情報(いでんじょうほう)をになっているのは,DNA(デオキシリボ核酸(かくさん))であることが確認(かくにん)された。