いでんしこうがく【遺伝子工学】 生物の遺伝子(いでんし)を人工的(じんこうてき)に操作(そうさ)して,新しい生物や植物などをつくりだしたり,ホルモン・酵素(こうそ)・抗生物質(こうせいぶっしつ)などを生産(せいさん)させたりすることを目的(もくてき)とした新しい学問分野。医薬品や食品生産(せいさん)面で実用化されており,医学・農学分野などでも発展(はってん)が期待されている。反面,生命をとりあつかう技術(ぎじゅつ)であるため,安全性(せい)・社会的受容性(しゃかいてきじゅようせい)などに対する配慮(はいりょ)も必要(ひつよう)。