いなかきょうし【田舎教師】 田山花袋(たやまかたい)の小説(しょうせつ)。1909(明治(めいじ)42)年刊(かん)。家庭のまずしさから,家の犠牲(ぎせい)になり,田舎(いなか)の小学校教師(きょうし)として一生を終わった青年の生活と苦悩(くのう)をえがいた,自然主義(しぜんしゅぎ)文学の代表作。