イヌワシ ほぼ全国的(ぜんこくてき)に分布(ぶんぷ)するが,近年ひじょうに数少なくなった猛(もう)きん。つばさを開くと1.5mぐらいもある大きな鳥。おもに山岳地帯(さんがくちたい)にすみ,ウサギ・リス・キツネや,ライチョウ・キジ・カラスなどの鳥獣(ちょうじゅう)をとらえて食べる。3〜4月ごろ,大木や岩棚(いわだな)の上に枯(か)れ枝(えだ)を積(つ)みかさねて巣(す)をつくり,1〜3個(こ)の卵(たまご)をうんで繁殖(はんしょく)する。(鳥類(ちょうるい) タカ目(もく) タカ科(か))コーチ 保護(ほご)が必要(ひつよう)で,国の天然記念物(てんねんきねんぶつ)に指定されている。