被子植物 イネ目中の1科。草本が多いが,一部は木質多年生の茎をもつ。茎は中空で節がある。葉は細長く,平行脈をもち,もとはさやになって茎をつつみ,さやは重なりあっている。花は,外えい・内えいという2枚の苞につつまれた2枚のりん皮,3個または6個のおしべ,1個のめしべとでできている。果実は種子状。イネ・ムギ・トウモロコシ・サトウキビなど大切な食用作物がふくまれる。全世界に生え,約9500種,日本にはアズマネザサ・ススキ・カモジグサなど約500種が自生する。
コーチ
がくや
花弁がなく,2
枚のえいをもつので,
単子葉類の
特別な
例として,花の
構造の
観察に使われる。