茨城県小美玉市にある,民間と航空自衛隊(在日アメリカ軍も使用)の共用空港。自衛隊での名称は百里飛行場。1937(昭和12)年,百里ヶ原海軍飛行場として設置された後,1966(昭和41)年,航空自衛隊百里基地として再設置。民間との共用が協議され,2010(平成22)年3月,茨城空港として共用開始。全国98番目,関東で3番目の空港である。スカイマークの茨城-神戸便1便,韓国・ソウルと結ぶ1便でスタート(ソウル便は現在休止中)。2012年現在は神戸,札幌便,中国・上海と結ぶ定期チャーター便が運航している。共用空港のため発着料が安いのが魅力だが,運航計画が自衛隊使用に左右されるのが難点である。また,もよりの交通機関はなく,バス・自家用車でのみのアクセスという不便さがある。空港側では国内外の格安航空会社(LCC)の呼びこみをはかっている。