いまがわかなもくろく【今川仮名目録】 駿河(するが)国(静岡(しずおか)県)の戦国(せんごく)大名今川氏(いまがわし)の分国法(ぶんこくほう)。東国における最古(さいこ)の分国法(ぶんこくほう)として知られる。1526年に氏親(うじちか)が33か条(じょう)を定め,1553年に子の義元(よしもと)が追加(ついか)21か条(じょう)を制定(せいてい)した。家臣統制(かしんとうせい)のための箇条(かじょう)が多く,財産相続(ざいさんそうぞく)・けんか・金の貸(か)し借(か)り・交通などにおよぶ。