いもちびょう【いもち病】 イネに大きな被害(ひがい)をあたえる病気。葉に,褐色(かっしょく)で,ひし形〜円形の病斑(びょうはん)をつくり,節(ふし)や穂(ほ)のもとにでるとそこから上は枯(か)れて,穂(ほ)が実らない。イネの苗(なえ)の時期から穂(ほ)が実る時期まで発生する。防除法(ぼうじょほう)は,いもち病に強い品種(ひんしゅ)をえらび,窒素肥料(ちっそひりょう)をやりすぎないこと,冷(つめ)たいかんがい水を入れないこと,ブラエス・カスミンなどを早めに散布(さんぷ)することなどで防(ふせ)ぐ。