イモリ 1年中おもに水中にすむが,ときには陸上(りくじょう)の湿気(しっけ)の多い所にもひそむ両生類(りょうせいるい)。ふつうイモリという場合,アカハライモリをさし,本州・四国・九州に分布(ぶんぷ)する。冬季(とうき)には,水辺(みずべ)の泥(どろ)の中で冬眠(とうみん)し,または湿土(しつど)中にひそむ。産卵(さんらん)は池沼(ちしょう)・水たまり・溝(みぞ)などの止水中で行われる。卵(たまご)は1個(こ)ずつ水草などにうみつけられる。体長10cmになる。(両生類(りょうせいるい) サンショウウオ目 イモリ科)コーチ 卵割(らんかつ)の観察(かんさつ),胚(はい)の移植(いしょく)実験(じっけん)などに使われる。