いりえ【入り江】 陸地(りくち)に湖や海が入りこんだところ。起伏(きふく)のある陸地(りくち)が沈降(ちんこう)したり,海面や湖面が上昇(じょうしょう)すると,もとの陸地(りくち)の谷に海水や湖水が浸入(しんにゅう)して入り江(え)をつくる。三陸(さんりく)海岸や四国海岸などのリアス海岸や,ノルウェーのフィヨルドには入り江(え)が多い。一般(いっぱん)に波がしずかで,水深の深いところは天然(てんねん)の良港(りょうこう)となっているものが多い。