いりでっぽうでおんな【入鉄砲出女】 江戸(えど)の治安維持(ちあんいじ)と大名統制(とうせい)の対策(たいさく)として,江戸幕府(えどばくふ)が関所(せきしょ)において最(もっと)も警戒(けいかい)したもの。入鉄砲(いりでっぽう)とは江戸(えど)に鉄砲(てっぽう)などの武器(ぶき)をもちこむこと,出女(でおんな)とは江戸屋敷(えどやしき)にいる大名の妻子(さいし)がぬけだすこと。