いわいのはんらん【磐井の反乱】 527年,北九州におきた反乱(はんらん)。たび重なる朝鮮出兵(ちょうせんしゅっぺい)による重い負担(ふたん)に豪族(ごうぞく)や農民(のうみん)が,筑紫(ちくしの)国造(くにのみやつこ)(地方官(かん))磐井(いわい)を中心として朝廷(ちょうてい)側(がわ)に反抗(はんこう)。1年4か月あまりつづいたが,朝廷(ちょうてい)がつかわした物部麁鹿火(もののべのあらかび)によって鎮圧(ちんあつ)された。◇福岡(ふくおか)県八女(やめ)市の岩戸山古墳(いわとやまこふん)は,磐井(いわい)の墓(はか)といわれる。