*いんせい【院政】 天皇(てんのう)が位(くらい)をゆずって上皇(じょうこう)や法皇(ほうおう)になってからも政治(せいじ)の実権(じっけん)をにぎり,院庁(いんのちょう)で行った政治(せいじ)。1086年,白河上皇(しらかわじょうこう)が行ったのが最初(さいしょ)。鳥羽(とば)・後白河(ごしらかわ)と3代つづき,このころを院政(いんせい)期という。政治(せいじ)の中心は院にうつり,摂関政治(せっかんせいじ)はおとろえていった。形としては江戸(えど)時代までのこったが,ふつう承久(じょうきゅう)の乱(らん)(1221年)までのことをさす。 年代暗記 院政(いんせい)の開始…入れ歯6つ(1086)の白河上皇(しらかわじょうこう)