第二次世界大戦後,フランスがインドシナ支配を回復しようとしておこった戦争(1946〜1954年)。1945年9月,ホー=チ=ミンはベトナム民主共和国の独立を宣言したが,フランスは前皇帝バオダイに臨時政府をつくらせて両者の関係が悪化。1946年12月に戦争がはじまり,1954年フランス軍の拠点ディエンビエンフーが陥落。同年のジュネーブ協定で,北緯17度線を境にベトナムは南北に分かれ,ラオス・カンボジアの独立も承認された。
コーチ
第1次インドシナ
戦争ともいう。やがて第2次インドシナ
戦争がおこった。⇒ベトナム
戦争