いんのしま【因島】 広島(ひろしま)県南東部,瀬戸内(せとない)海の芸予諸島(げいよしょとう)東部の都市であったが,2006年1月合併(がっぺい)して尾道(おのみち)市となる。明治(めいじ)時代末期(まっき)に近代的(きんだいてき)な造船所(ぞうせんじょ)ができて,造船(ぞうせん)の島として発展(はってん)した。段々(だんだん)畑によるミカン栽培(さいばい)もさかん。向(むかい)島との間に因島(いんのしま)大橋,生口(いくち)島との間に生口(いくち)橋がかかり,本州四国連絡(れんらく)橋の一部になっている。コーチ 1985(昭和60)年,造船所(ぞうせんじょ)の大幅縮小(おおはばしゅくしょう)によって多くの人々が職(しょく)をうしない,人口が流出した。