うきぶくろ【浮き袋】 魚類(るい)がもつ,気体が入った袋状(ふくろじょう)の器官(きかん)。消化管(かん)の背方(はいほう)にあり,膜状(まくじょう)で,中にあるガスの量(りょう)でまわりの水に合わせて体の比重(ひじゅう)をかえる。ほかに,浮(う)き袋(ぶくろ)が肺(はい)のような構造(こうぞう)になっていて,呼吸(こきゅう)したり,袋(ふくろ)の壁(かべ)についた筋肉(きんにく)の収縮(しゅうしゅく)によって,発音したりするものもある。◇「鰾」と書くこともある。