旧ソ連の南西部,黒海とアゾフ海に面する国。政体は共和政で,元首は大統領。首都キーウ(キエフ)。石炭・鉄鉱石の重要な産地で,鉄鋼・機械などの工業が発達する。住民はスラブ系のウクライナ人が主。9〜13世紀にキーウ=ロシアがさかえたが,モンゴルに征服された。その後,ポーランド・ロシア帝国などに支配されたが,1922年にソ連邦結成に参加。1991年ソ連邦から独立。面積:60.4万km2,人口:4545万。
国名の由来
「辺境」や「国境」の意味。両スラブ地域からは東はしにあたるための命名。
国旗の由来
青はウクライナの色とされ,どこまでも続く青空を表し,黄は小麦で,世界有数の穀倉地帯であることを表している。
コーチ
肥よくな黒土地帯が広がり,古くから穀倉地帯として有名で,小麦などの穀物生産はヨーロッパ有数である。