うじがみ【氏神】 氏(うじ)の守り神のこと。のち,土地の守り神をさすようになった。もとは一族,一門など,同じ氏(うじ)の人々が共同(きょうどう)でまつった神をさした(用例 藤原氏(ふじわらし)の春日大社(かすがたいしゃ),源氏(げんじ)の八幡宮(はちまんぐう))。のち,同じ土地に住む人々が,その土地の守り神としてまつったものを氏神(うじがみ)とよぶようになった。