中央アジア南部,北はカザフスタン,南はトルクメニスタンに接する共和国。政体は共和政で,元首は大統領。首都タシケント。国土の大半がキジルクーム砂漠。南東部は山地で,山ろくぞいに都市が発達し,同国の中心をなす。かんがいによる綿花栽培や羊の飼育がさかんで,石油・天然ガスなどを産出。工業は農業機械・紡績機械・綿紡織が発達する。住民はトルコ系のウズベク人が主。旧ソ連邦の1共和国で,1991年にソ連邦から独立。◇シルクロードの幹線ルートにあたり,サマルカンド・ブハラなどがさかえた。面積:44.7万km2,人口:2745万。
国名の由来
かつてのキプチャク=ハン国のバツの玄孫「ウズベク」の名に,国を表す「スタン」をつけたもの。
国旗の由来
青は空,白は国土,緑は農業を表す。三日月と12個の星は,イスラム教徒が多いことをしめす。