ウマイヤちょう【ウマイヤ朝】 アラブのウマイヤ家が,ムハンマド(マホメット)の後継(こうけい)者であるカリフの地位(ちい)について,イスラム世界を支配(しはい)した国(661〜750)。都をダマスカスに定め,東は西北インドより,西は北アフリカ・イベリア半島までを支配(しはい)。750年,アッバース朝に政権(せいけん)をうばわれ,イベリア半島にのがれた一族が後ウマイヤ朝をたてた。⇒イスラム帝国(ていこく)