うみのみち【海の道】 紅(こう)海・アラビア海・インド洋沿岸(えんがん)から,マラッカ海峡(かいきょう)をへて中国にいたる東西交渉(こうしょう)の海上ルート。このルートが活発になったのは唐(とう)とイスラム文化圏(けん)の成立以後(せいりついご)で,宋(そう)・元(げん)代には広州(コワンチョウ)・泉州(チュワンチョウ)にイスラム商人の居留(きょりゅう)地が成立(せいりつ)。16世紀以後(せいきいご)はヨーロッパ人がこのルートを往来(おうらい)した。⇒シルクロード