うもう【羽毛】 鳥類(ちょうるい)特有(とくゆう)の皮膚変形(ひふへんけい)物で,長羽・体羽・半綿(はんめん)羽・糸状(しじょう)羽の区別(くべつ)がある。基本的(きほんてき)な構造(こうぞう)は,羽軸(うじく)(中央を縦(たて)に走る太い部分)と羽弁(うべん)(羽軸(うじく)の左右にのびる板状(いたじょう)の部分,平行にならぶ多数の羽枝(うし)の集合をさす)からなり,羽軸(うじく)の基部(きぶ)を羽根(うこん)という。羽枝(うし)からはさらに多数の小羽枝(しょううし)がのび,小羽枝(しょううし)にはかぎ状(じょう)の突起(とっき)があって,となりの羽枝(うし)からのびる小羽枝(しょううし)にからみ,羽枝(うし)がばらばらにならないしくみになっている。コーチ 発生的(はっせいてき)には,は虫類(るい)のうろこと相同で,少なくとも年に1回生えかわる(換羽(かんう)という)。