ウラルこうぎょうちいき【ウラル工業地域】 ロシア連邦(れんぽう)のウラル山脈(さんみゃく)にそって分布(ぶんぷ)する工業地域(ちいき)。鉄鉱石(てっこうせき)をはじめ種々(しゅじゅ)の金属鉱石(きんぞくこうせき)を産出(さんしゅつ)し,マグニトゴルスクの製鋼(せいこう),エカテリンブルクやチェリャビンスクの機械(きかい)工業などが発達(はったつ)。コーチ かつてはクズネツク炭田から石炭を移送(いそう)していたが,その後,もっと近いカザフスタンのカラガンダ炭田などの石炭が使われるようになり,ウラルとクズネツクは別々の工業地域(ちいき)をつくっている。