うんぜん【雲仙(長崎県の市)】 長崎(ながさき)県島原(しまばら)半島の北西部にある都市。雲仙普賢岳(うんぜんふげんだけ)を取りまくように位置(いち)し,北は有明(ありあけ)海,西は橘湾(たちばなわん)に面している。雲仙温泉(うんぜんおんせん)は国際的(こくさいてき)な温泉(おんせん)地。農業と漁業(ぎょぎょう)がさかんで,稲作(いなさく),ミカン・イチゴ・ジャガイモ・茶などが栽培(さいばい)されている。牧牛も行われる。「たいらガネ」(ワタリガニ)は特産(とくさん)。市域(しいき)は雲仙天草(うんぜんあまくさ)国立公園や島原(しまばら)半島県立公園の一部になっている。◇2005(平成(へいせい)17)年10月11日,国見(くにみ)町・瑞穂(みずほ)町・吾妻(あづま)町・愛野(あいの)町・千々石(ちぢわ)町・小浜(おばま)町・南串山(みなみくしやま)町が合併(がっぺい)して誕生(たんじょう)。人口:4.9万。