(1)エネルギーをまったく消費しないで,永久に運動をつづけるようにつくった装置を第1種の永久機関という。たとえばダムから落ちた水で発電し,得た電力で落ちた水をもとにもどし,のこった電力でほかの仕事をさせようとするようなものである。
コーチ
これはエネルギー
保存の
法則にあてはまらないので,
実現することはできない。
(2)1つの
熱源から
熱をとりいれ,その全部を仕事にかえようとする
装置を第2
種の
永久機関という。
コーチ
熱は外への
変化をともなわないで
低温の物体から高温の物体にうつることができないので,
実現不可能である。⇒
熱力学の
第2
法則