えいにんのとくせいれい【永仁の徳政令】 1297(永仁(えいにん)5)年,鎌倉幕府(かまくらばくふ)が御家人(ごけにん)の窮乏(きゅうぼう)をすくうためにだした徳政令(とくせいれい)。御家人(ごけにん)が20か年以内(いない)に質(しち)入れ・売却(ばいきゃく)した所領(しょりょう)をもとの持ち主に無償(むしょう)で返させ,御家人(ごけにん)の関係(かんけい)する所領(しょりょう)についての訴訟(そしょう)を受けつけないことにした。しかし,効果(こうか)は一時的(いちじてき)なもので,幕府(ばくふ)はかえって信用(しんよう)をうしなった。 年代暗記 永仁(えいにん)の徳政令(とくせいれい)…ひにくな(1297)徳政(とくせい)