えきり【疫痢】 2〜6歳(さい)ぐらいの子どもにおこり,急激(きゅうげき)に全身衰弱(すいじゃく)がおこる病気。口から感染(かんせん)する。近ごろはまれになった。おもに赤痢菌(せきりきん)によっておこるが,全身の中毒(ちゅうどく)症状(しょうじょう)の強いのが赤痢(せきり)とちがう。急に高熱(こうねつ)をだし,手足が冷(ひ)え,けいれんをおこしたりする。おう吐(と)や下痢(げり)もあるが,必(かなら)ずというわけではない。急いで手当てをしないと危険(きけん)。