エコール=ド=パリ 第一次世界大戦(たいせん)後の1925年ごろパリで活躍(かつやく)した外国人画家の一群(いちぐん)の総称(そうしょう)。パリ派(は)の意味。主義(しゅぎ)・主張(しゅちょう)はなく,それぞれの体験(たいけん)にもとづく独自(どくじ)の絵画を追求(ついきゅう)した。モジリアニ(イタリア),シャガール(ロシア),スーティン(ロシア),ピカソ(スペイン),ミロ(スペイン),藤田嗣治(ふじたつぐはる)(日本)などが代表的(だいひょうてき)画家。作品には戦争(せんそう)の影響(えいきょう)とあいまって,一種(いっしゅ)の哀愁(あいしゅう)や孤独(こどく)感が流れているのが共通(きょうつう)の特徴(とくちょう)である。