エジプトおうこく【エジプト王国】

世界最古(さいこ)の文明の1つを生んだ,ナイル川の下流域(りゅういき)を中心にさかえた古代の国。紀元(きげん)前3000年ごろにメネス王が統一(とういつ)国家をたててから,約(やく)2500年間に26の王朝がおこったが,そのうち最(もっと)もさかえた時代を古王国・中王国・新王国とよんでいる。

(1)古王国…中央集権体制(しゅうけんたいせい)を確立(かくりつ)し,王(ファラオ)は神の子とあがめられ,ピラミッドがつくられた。

(2)中王国…古王国がほろんだあとの混乱(こんらん)をおさめ,王は貴族(きぞく)をおさえるため庶民(しょみん)を役人にとりたてた。

(3)新王国…中王国の後に侵入(しんにゅう)した異民族(いみんぞく)(ヒクソス)を追放し,領土(りょうど)をパレスチナにも広げた。ツタンカーメン王や,ルクソール神殿(しんでん)・アマルナ芸術(げいじゅつ)でも知られる。

◇その後,神官団(しんかんだん)や外国人やとい兵(へい)のために王の力が弱まり,第26王朝のとき(前525年)アッシリアに征服(せいふく)された。

コーチ

エジプトはその後も,ペルシャ,マケドニア,ローマの支配(しはい)をうけ,中世にはイスラム帝国(ていこく),15世紀(せいき)からはオスマン帝国領(ていこくりょう)となった。

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