エーテル 酸素(さんそ)原子に2個(こ)の炭化水素(すいそ)基(き)が結合(けつごう)した有機(ゆうき)化合物R-O-R′の総称(そうしょう),またはエチルエーテルをさす。 エチルエーテル 化学式 C2H5OC2H5 無色(むしょく)であまい刺激臭(しげきしゅう)のあるねばりけの小さい液体(えきたい)。ジエチルエーテルともいう。揮発性(きはつせい)(沸点(ふってん)35℃)・引火性(せい)ともに大きく,麻酔(ますい)作用がある。エタノールに濃硫酸(のうりゅうさん)をくわえ蒸留(じょうりゅう)すると得(え)られる。溶剤(ようざい)として多く利用(りよう)される。 コーチ 長く空気中に放置(ほうち)すると爆発(ばくはつ)性(せい)の化合物を生ずることがあるので,保管(ほかん)には十分注意する。