エムオーエックス【MOX】

混合酸化物燃料(こんごうさんかぶつねんりょう)。原子炉(ろ)での使用済(ず)み核燃料(かくねんりょう)を再処理(さいしょり)してとりだしたプルトニウムを,天然(てんねん)ウランや再処理(さいしょり)された燃(も)えのこりのウランに添加(てんか)したもの。濃縮(のうしゅく)ウランと同じように核分裂(かくぶんれつ)をおこす核燃料(かくねんりょう)として用いられ,このMOX燃料(ねんりょう)を軽水炉(けいすいろ)で燃(も)やすことを,プル=サーマルとよんでいる。現在(げんざい),日本では核燃料(かくねんりょう)リサイクル施設(しせつ)がまだ動(うご)きだしていないので,使用済(ず)み核燃料(かくねんりょう)の再処理(さいしょり)やMOXを作ることは海外にたよるしかない。◇1999年,2001年にMOX燃料(ねんりょう)が日本に運(はこ)びこまれたが使用されなかった。2009(平成(へいせい)21)年5月,国内3か所の原子力発電(げんしりょくはつでん)所ではじめて本格利用(ほんかくりよう)するためのMOXが,フランスから船で日本に到着(とうちゃく)した。

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