エラスムス (1466?〜1536)オランダの人文学者。近代思想の先駆(せんく)者。1509年に『愚神礼讃(ぐしんらいさん)』を書いて聖職(せいしょく)者や王侯貴族(おうこうきぞく)にするどい風刺(ふうし)をあびせ,西ヨーロッパのルネサンス運動の先がけとなった。また『新約聖書(しんやくせいしょ)』を研究し,宗教改革(しゅうきょうかいかく)をうながした。