えんご【縁語】 和歌の修辞法(しゅうじほう)の1つ。和歌の中のある語と意味・内容(ないよう)のうえで関連(かんれん)の深い語を意識的(いしきてき)に使って,表現(ひょうげん)のおもしろみをだしたり,余情(よじょう)を深めたりするもの。用例 「思えども人目づつみの高ければ かは(わ)と見ながらえこそわたらね」で「高し」は「堤(つつみ)」,「渡(わた)る」は「川」の縁語(えんご)。