おうい【王維】 (701?〜761)中国,唐(とう)代の詩人・画家。玄宗(げんそう)(唐(とう)の第6代の皇帝(こうてい))の時代の人で,当時第1の詩人として名声を得(え)て,宮廷(きゅうてい)詩人として重きをなした。自然(しぜん)をうたった叙景(じょけい)の分野で一時代を画し,杜甫(とほ)・李白(りはく)に次ぐ地位(ちい)をしめる。画風は多様で,とくに山水画にすぐれている。