*おうかくまく【横隔膜】 哺乳類(ほにゅうるい)の腹腔(ふくこう)と胸腔(きょうこう)との境(さかい)にある,筋肉性(きんにくせい)の膜(まく)。横紋筋(おうもんきん)よりなるが,中央部はけん膜状(まくじょう)になっている。呼吸(こきゅう)運動,とくに腹式呼吸(ふくしきこきゅう)に重要(じゅうよう)な働(はたら)きをしているほか,排便(はいべん)・おう吐(と)のさいに腹圧(ふくあつ)をあげる作用がある。