おうしゅうかいどう【奥州街道】 江戸(えど)時代の五街道(ごかいどう)の1つで,江戸(えど)と白河(しらかわ)(福島(ふくしま)県)間の幹線(かんせん)道路。奥州(おうしゅう)道中(どうちゅう)ともいう。ただし,千住(せんじゅ)から宇都宮(うつのみや)までの17宿(23宿ともいう)は日光街道(にっこうかいどう)と重複(じゅうふく)するので,宇都宮(うつのみや)の北の白沢(しらさわ)から白河(しらかわ)までの10宿をいう場合もある。また,江戸(えど)から三廐(みんまや)(青森(あおもり)県)までとする説(せつ)もある。現在(げんざい)は,東北本線にそう国道4号線となっている。