おうだん【黄だん】 血液(けつえき)中に,ビリルビンという黄色の胆汁色素(たんじゅうしきそ)が増加(ぞうか)し,その影響(えいきょう)が皮膚(ひふ)や目にあらわれる症状(しょうじょう)。肝臓(かんぞう)・胆管(たんかん)の病気,マラリア・肺炎(はいえん)・ワイル病などであらわれる。またヒ素(そ)やリンなどの中毒(ちゅうどく)でもみられる。わかい人の黄だんは,流行性肝炎(せいかんえん)による場合が多い。