おうリン【黄リン】 赤リンの同素体(どうそたい)。ふつう,うすい黄色のろう状(じょう)の固体(こたい)。有毒物質(ゆうどくぶっしつ)。酸化(さんか)されやすく,空気中でしだいに酸化(さんか)されて自然(しぜん)発火しやすいため,水中にたくわえて直接(ちょくせつ)空気にふれないようにしてある。暗いところで黄リンを見ると青白く光って見える。これはリンの蒸気(じょうき)が,おだやかに酸化(さんか)されているからである。