おおかがみ【大鏡】 平安時代後期の歴史(れきし)物語。藤原道長(ふじわらのみちなが)を中心に,藤原氏(ふじわらし)のさかえた14代176年間の歴史(れきし)物語。2人の老人(ろうじん)が語り,それを若侍(わかざむらい)が聞くという形式で,当時の貴族(きぞく)社会のみにくさや藤原氏(ふじわらし)の政治(せいじ)にきびしい批判(ひはん)をくわえている。作者は不明(ふめい)。